弥陀成仏のこのかたは

弥陀成仏のこのかたは いまに十劫をへたまへり
法身の光輪きはもなく 世の盲冥をてらすなり (浄土和讃)

阿弥陀仏は、仏となってから既に十劫(じっこう)の時を経ました。
さとりの身から放たれる光輪は果てしなく、迷いの闇にいるものを照らします。
※「劫」は長い時間の単位

三帖和讃(浄土和讃・高僧和讃・正像末和讃)は親鸞聖人が撰述された和讃です。

灌仏会(かんぶつえ)

花まつりとも呼ばれますが、お釈迦様の誕生をお祝いする仏教行事です。
日本各地の寺院ではお釈迦様の誕生日として伝えられる4月8日に誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。宗旨・宗派に限定されず、浄土真宗の寺院でも開催されており、仏教では重要なお祭りとされています。

4月の法語カレンダー(真宗教団連合)

まことに浄土真宗とは聞法がいのちであった (近田昭夫師)

To live in the true spirit of the Pure Land, we need to make Dharma-listening our way of life.

聞法すると安心して苦労もでき、腹立つことも受け止めて生きる力が与えられます(藤井善隆師) 聞法(聴聞)は大切ですね。

既に4月となってしまいましたが、当庵にお参りの方にはこちらの法語カレンダーを差し上げております。